蛇ノ目の記

技術のことも。そうでないことも。

『おさかな本できるかな?』に参加した話

オサカナのオタクによる同人サークル『星空の漁業組合』のオサカナへの情熱が限界まで詰め込まれた同人誌『おさかな本できるかな?』に参加したよ、という話。

中身は、執筆陣がそれぞれの推しへの想いを語る『推し語り』、これまでオサカナメンバーが訪れたスイーツのお店などを紹介するコーナー、MV聖地巡礼など。どれも濃厚なコンテンツ。特に『推し語り』は限界を超えた情熱が凝縮された凄いものになっています。オサカナのオタクの推しへの 狂気 愛の深さを垣間見たいという方はぜひお手にとってみてください。深淵を覗く時、深淵もあなたを覗いています。

企画自体は半年以上前、2019年11月頃から動き始めていて、聖地巡礼は2019年12月に行われた。それから各自のペースで担当箇所を書いていたところ、忘れもしない2020年5月22日 20:00。そこからペースを上げ、完成。そして出荷開始からわずか2日で初回ロットが完売。手にとっていただいた方には無限の感謝を。

自分が書いたのは以下の4つ。

  • (もちろん)風花ちゃんについての『推し語り』
  • オサカナメンバーが訪れたお店福岡編
  • MV聖地巡礼の一部
  • 完全自主制作自由研究論文もどきの体裁をとっている『歌詞に含まれる単語の重要度に着目した楽曲クラスタリングによる作品傾向の分析』

歌詞分析ではTF-IDFによる歌詞に出現する単語の重要度の計測、単語のベクトル空間モデルの次元削減、k平均法によるクラスタリングを扱ってますが、ちょっとわかる人からしたらツッコミどころ満載のはず…。指摘は甘んじて受けます。しかしマサカリは勘弁してください。ともあれ、なんとなくやってみたかった次元削減にちょっと触れられる機会となってよかったです。これが推し駆動学習。

歌詞分析の箇所で登場する図表についてはサイズが大きいオリジナルを以下のリポジトリで公開しています。

github.com

最後になりますが、同人誌という形で推しへの愛を示す機会を与えてくれた主催者のうつんさん、一緒にMV聖地巡礼したり原稿のチェックをしてくれた星空の漁業組合のみなさん、本当にありがとうございました。そしてお手にとっていただいた方々、これからチェックしてみるよという方々、どうか楽しんでいただけると幸いです。