蛇ノ目の記

技術のことも。そうでないことも。

PyCon JP 2019とビープラウド入社3年目突入

ども

から始まる山崎愛構文は「アイドルで理解するTF-IDF」ではないのでやらない。

PyCon JP 2019

9/16(月)から9/17(火)にかけてPyCon JP 2019が開催された。

pycon.jp

スタッフ3年目の今年は2018年に引き続き、コンテンツチームに所属してポスターセッション(コミュニティ)の担当をやっていた。

コミュニティは去年の5つから5つも増えて日本各地+海外から11のコミュニティに出展していただくことができた。ポスターセッションのコアタイムにはどのコミュニティの前にも人だかりができていて、コミュニティメンバーとの交流やコミュニティ間の情報交換が行われていた。年に一度、日本国内外からPythonistaが集まるイベントだからこそできる貴重な機会を作ることができて本当に良かった。

コミュニティブースはPythonコミュニティが活動を紹介する企画で、南はPyCon Kyushu、北は札幌Pythonまで日本各地から6つのコミュニティが参加した。

PyCon JP 2018とBP入社一周年 - 蛇ノ目の記

あと、気づいたらオープニング・クロージングの案内を任されていた。2年前のように全体的な司会ではないものの、200~300人はいそうな会場で喋るのはとにかく緊張する。今度、風花ちゃんに会ったら緊張しないコツとか教えてもらおう。英語の発音をいろいろな人から褒められたのは嬉しかった(話すのが早いという課題もあるけど)。なお、英語喋れてる風なだけで聞き取れないので会話は成立しない模様。

査読付きLT・飛び入りLTの司会も担当した。次の発表者までの繋ぎをやるのがとにかく難しくて、繋ぐことを諦めてしまったのが反省点。2日目のLTでは接続が上手くいかないことが何度かあったりした。ああいったトラブルの対応も難しい。

LTといえば、2日目飛び込みLT、 @mizzsuggar0425による「PyCon JP 2018で勇気をもらってPythonエンジニアになった話」が最高にいい話だった。PyCon JPで聞いたLTに刺激を受けてPythonエンジニアになりました、だけでなく今はまだ自信が無い人もきっとやれる、というメッセージがとにかくエモい。来年、@mizzsugar0425の後に続く人がLTするなんてことがあったらきっと感動にあまりにむせび泣く。

speakerdeck.com

そして特に面白かったトーク@_sin_tanakaによる「Pythonでライブをしよう!FoxDotを使った新時代のPython活用法 」

ライブコーディング(コードを書く方ではなくコードを書くことでライブ演奏する)を行えるPythonライブラリFoxDotの概要とDEMO。音楽わからない自分でも曲作れそうと思えたし、simple-spotifySpotifyの楽曲データAPIを叩いてコードやスケール、BPMを取得してくれば好きな曲と同じコードとスケール、BPMを素材にして演奏したりできるなと考えた。

speakerdeck.com

FoxDotを使ってLightningTalkならぬLightningLiveもできそう。今度stapyでやってみようかな。

ところで、来年も引き続きスタッフをやるかどうか実は悩んでいる。飽き性なので数ヶ月に渡る準備の間にモチベーションが下がってしまうことが多々あって、他のスタッフに迷惑を掛けてしまっているのではないかと思う。本格的にPyCon JP 2020が動き出すまでに、モチベーションをある程度維持できるように工夫するか当日スタッフだけやるかを決めておこう。文化祭をやっているみたいで楽しいのでスタッフをやらない選択肢は今のところなさそう。

ビープラウド入社3年目突入

ビープラウドに入社したのがPyCon JP 2017の直後だったのでPyCon JPの季節になると自然とビープラウド歴も更新される。

最近はタスクをバラしてスケジュールを立てることの苦手さやコードレビュー依頼の雑さに直面していて、特に何かできるようになったという感じは実はあまりない。

とはいえ、(自分にとって)新しいことを経験して、多少は知識も増えている。例えば直近ではUbuntu14.04から18.04, Python2.7から3.7, Django1.11から2.2という3つの移行をやっていることもあってUbuntu(というよりsystemdやjournald)の知識を新たに得たり、Djangoソースコードを読むようになったりしている。 移行案件が終わったら、イチから開発する案件をやってみたいなとか思いつつ、休みが明けたら移行済みテスト環境の画面テストで出たバグとの戦いに精を出すことになる。

このあたりでPyCon JP 2019のざっくりまとめとビープラウド3年目突入の話は終わり。

さて、PyCon TW 2019に遊びに行くために羽田空港にいて、早朝便まで寝れる場所を確保しないといけない。